クレファスの料金表を眺めていると、初期費用の数字が目に飛び込んできます。入会金と教材費で9万円を超える金額を見て、「高い」と感じる人は少なくありません。
ただ、ここで立ち止まってほしいんです。
料金の「高い・安い」だけで判断すると、入会後に「思っていたのと違った」となる可能性があります。
大事なのは、その金額の中身と、子どもにとって本当に必要な要素が含まれているかどうか。この記事では、口コミサイトの数字だけでは見えてこない部分を、できるだけ具体的に書きました。

クレファスの口コミと料金を調べる前に、入会後の「こんなはずじゃなかった」を防ぐチェックポイント
料金表を見る前に、まず確認しておきたいことがあります。それは「何のためにロボット教室を探しているのか」という出発点です。
ここがずれていると、どんなに評判の良い教室でも、後から「合わなかった」となりがちなんです。
| クレファス | 他の一般的なロボット教室 | プログラミング専門スクール | |
|---|---|---|---|
| 授業の深さ | 教室による | ||
| 月の授業回数 | 月4回 | 月2回が多い | 月4回前後 |
| 教材の持ち帰り | 教材なしが多い | ||
| 初期費用 | 高め(9万円前後) | 中程度(5万円前後) | 低め(2万円前後) |
| 長期休暇の授業 | check:教室による |
この表を見て「教材を持ち帰れないのか」と思った方もいるかもしれません。
これは後で詳しく触れますが、クレファスでは教材を教室に保管する形式を取っています。
理由は盗難・紛失防止と、次の授業への準備のためです。
口コミサイトで目立つ「高い」という声の正体
コエテコやその他の口コミサイトを見ていると、「料金が高い」という意見は確かに多いです。
ただ、その声をよく読んでいくと、実は「高いけど納得している」という内容が少なくありません。
つまり、金額そのものよりも「この金額に見合った価値があるかどうか」が論点になっています。
口コミの中には、こんな声もありました。
「初期費用が高くて躊躇したが、授業内容を見て納得した」「月謝だけ見ると高いが、月4回と考えると1回あたりはむしろ安い」。逆に「教材を家で触れないのが残念」「長期休暇中も月謝が発生するのがつらい」という声もあります。
- 金額より価値を重視
- 1回単価で再計算
- 初期費用への納得感
- 教材の利用制限
- 休暇中の月謝負担
こうした評価の分かれ方を見ると、各家庭が何を優先するかで受け止め方が変わることが分かります。
同じ料金体系でも、授業の質を重視する層と、コスト効率を重視する層では評価軸が異なるわけです。
つまり、「高い」という評価の裏には、何を重視するかによって意見が分かれる構造があるということですね。
料金体系で見落としがちな追加費用の存在
クレファスの料金は、入会金・教材費・月謝・維持費から成り立っています。
見落としがちなのは「維持費」です。
これは月額1,100円で、教室の運営費として毎月かかります。
月謝に含まれていると思っていると、初月の請求額を見て驚くことになります。
- 入会金16,500円は初回のみ
- 教材費は年長〜小2向けで29,590円、小3以降は58,520円
- 月謝とは別に維持費1,100円が毎月かかる
- 進級時に教材の買い替えが必要になる場合がある
特に小3に上がるタイミングで教材が変わるため、追加で約5万円の教材費が発生します。
ここを知らずに入会すると、進級時に「こんなに追加でかかるの?」となりがちです。
クレファスの料金は本当に高いのか、他のロボット教室と比較して見えてくること

「高い」という印象は、他と比べた時に初めて意味を持ちます。
では、実際にクレファスと他のロボット系プログラミング教室を並べてみると、どう見えるでしょうか。
初月と月額の内訳を他教室と並べてわかる違い
クレファスの初月費用は、年長〜小2向けのKicksジュニアエリートコース(ベーシック)で58,190円です。
内訳は入会金16,500円、教材費29,590円、月謝9,900円、維持費1,100円、教材費1,100円。
翌月以降は12,100円です。
他のロボット教室、例えばヒューマンアカデミージュニアロボット教室の場合、初月は約7万円、翌月以降は約1万円。アーテックエジソンアカデミーは初月約4万円、翌月以降は約1万円。
| クレファス(Kicks) | ヒューマンアカデミー | エジソンアカデミー | |
|---|---|---|---|
| 初月費用 | 58,190円 | 約70,000円 | 約44,000円 |
| 翌月以降 | 12,100円 | 約10,000円 | 約10,000円 |
| 月の授業回数 | 4回 | 2回 | 2回 |
| 1回あたり単価 | 約3,025円 | 約5,000円 | 約5,000円 |
| 年間総額 | 191,290円 | 約150,000円 | 約140,000円 |
この表を見ると、年間総額ではクレファスが高めに見えます。ただ、授業回数で割ると話が変わってきます。
初期費用9万円超の中身と教材の市販価格
クレファスの小3以降のCrefusコース(ブロンズ)だと、初月は91,520円です。この中身を分解すると、入会金16,500円、教材費58,520円、月謝14,300円、維持費1,100円、教材費1,100円。
教材費58,520円の正体は、レゴエデュケーションSPIKEプライムセットです。
これは市販でも同等の価格帯で販売されているもので、教室が上乗せしているわけではないんです。
つまり、初期費用が高く見える理由の大半は、教材そのものの価格なんですよね。
月4回授業の1回あたり単価で見た時の評価
クレファスは月4回授業です。
他の多くのロボット教室は月2回。
月謝だけ見ると「クレファスの方が高い」となりますが、1回あたりで計算すると逆転します。Kicksコースなら1回約3,025円、Crefusコースでも1回約4,125円。
他教室は1回約5,000円前後。
単価で見ると、むしろクレファスの方が安いんです。
ただし、これは「回数が多い方がいい」という前提での話。
週1回通う時間と送迎の負担を考えると、「月2回でちょうどいい」という家庭もあります。ここは価値観次第です。
年間で考えた時の総額と回収できる価値
年長から小2までのKicksコースを1年間受講した場合、総額は191,290円です。
小3のブロンズコースなら273,020円。
この金額を「高い」と感じるか「妥当」と感じるかは、何を期待しているかで変わります。
もし「プログラミングの基礎を学べればいい」という目的なら、もっと安いオンライン教材でも達成できるでしょう。
でも「ロボット製作を通じて論理的思考力や問題解決能力を育てたい」「世界大会を目指すような本格的な環境がほしい」という目的なら、クレファスの料金は理解できる範囲に入ってきます。
- 基礎学習のみならコスト抑制可
- 論理的思考力の育成を重視
- 世界大会出場の環境
- 実績ある指導体制
実際、クレファスからは毎年多くの生徒が世界大会に出場しています。
FLL(ファーストレゴリーグ)やWRO(ワールドロボットオリンピアード)といった大会で実績を残している教室は、そう多くありません。
そこに価値を感じるなら、年間20万円前後という金額は「投資として回収できる」と考える家庭もあるわけです。
クレファスの口コミで見つけた「通わせてよかった」と感じている家庭の共通点
口コミサイトやSNSで「通わせてよかった」と書いている保護者の声を集めてみると、ある共通点が見えてきます。
それは、「何を期待して入会したか」が明確だった家庭ほど、満足度が高いということです。
学習効果を実感している家庭が重視していた観点
クレファスに通って効果を感じている家庭の口コミを見ると、「理数系の力がついた」「論理的に考える癖がついた」「プレゼン力が上がった」という声が目立ちます。
これらの家庭に共通しているのは、「プログラミングができるようになること」よりも「考え方が育つこと」を重視していた点です。
- 授業で毎回PDCAサイクルを回す練習ができる
- 試行錯誤する時間が長く取られている
- 自分で考えさせる指導スタイルが徹底されている
- 発表の機会が多く、人前で話す力がつく
クレファスの授業では、ロボットを作って終わりではなく、「なぜうまくいかなかったのか」「どう改善するか」を言語化する時間が設けられています。
これが思考力の訓練になっている、という評価が多いんです。
逆に、「プログラミング言語を覚えること」を目的にしていると、クレファスの授業は物足りなく感じるかもしれません。ビジュアルプログラミングが中心で、テキストコードを書く段階に進むのは上級コースに入ってからです。
世界大会出場や検定合格といった成果につながっている背景
クレファスからは、年間で複数のチームが国際大会に出場しています。
FLLやWROといった世界規模の大会で、内閣総理大臣賞を受賞した卒業生もいます。
なぜクレファスからこうした成果が出るのか。口コミや体験談から見えてくるのは、「大会に出ることを前提としたカリキュラム」が組まれている点です。
通常の授業でも、競技形式でロボットを動かす課題が頻繁に出されます。タイムを競ったり、条件をクリアする精度を高めたり。
こうした経験が積み重なることで、大会に出る時の準備がスムーズになります。
- 競技形式の課題が豊富
- タイムや精度を競う
- 大会準備がスムーズ
- 検定受験の機会あり
- 達成感を得やすい
普段から本番に近い形で訓練できるのは、子どもにとって自信にもつながるでしょう。
また、クレファスではロボット検定の認定校でもあるため、検定を受ける機会が定期的に提供されます。
検定に合格することで、子ども自身が「できるようになった」という実感を持ちやすい。
この達成感がモチベーションにつながっているという声も多いです。
ただし、大会や検定に興味がない家庭にとっては、この点はあまり響かないかもしれません。
「普通に楽しくロボットを作れればいい」という方針なら、別の教室の方が合う可能性もあります。
クレファスの口コミで見つけた「合わなかった」という声から学べること

評価が高い口コミがある一方で、「合わなかった」「期待と違った」という声も存在します。
これらの意見を読んでいくと、入会前に確認しておけば避けられたかもしれないポイントが見えてきます。
教材の持ち帰り不可や長期休暇の授業なしに不満を感じる理由
クレファスでは、教材を教室に保管する方針を取っています。
自宅に持ち帰って自由に遊ぶことはできません。
この点に不満を感じる保護者は少なくないです。「高い教材費を払っているのに、家で触れないのはもったいない」という気持ちは理解できます。
クレファス側の理由としては、教材の紛失や破損を防ぐため、そして次の授業で使うロボットの状態を保つためです。
家に持ち帰ると、パーツをなくしたり、組み立て途中の状態が崩れたりする可能性があります。
ただ、これは「家でも続きをやりたい」「兄弟でも遊ばせたい」という家庭にとっては大きなマイナスポイントになります。
もう一つ、長期休暇中に授業がない点も、口コミでは「残念」という声が目立ちます。夏休みや冬休みでも月謝は発生しますが、その期間は授業がありません。
これは、講師の休暇や教室運営のスケジュール上の都合です。ただ、「月謝を払っているのに授業がない月がある」という感覚は、理解しにくいという意見もあります。
通い始めのタイミングと子どもの興味が噛み合わなかったケース
「体験授業では楽しそうだったのに、通い始めたら興味を失った」という口コミも見かけます。
これは、体験授業と通常授業の内容にギャップがある場合や、子どもの興味が一時的なものだった場合に起こりがちです。
体験授業では、初めて触るロボットやタブレットに興奮して「楽しい!」となります。
でも、通い始めると同じような作業が繰り返されることもあり、飽きてしまう子もいるんです。
また、年齢的にまだ早かったケースもあります。
クレファスは年長から入会できますが、授業内容は論理的思考を要求する場面が多い。年長や小1の段階では、まだ「ただ組み立てるのが楽しい」という段階の子もいます。
そういう子にとっては、クレファスの授業は少し難しく感じるかもしれません。
逆に、小3以降のCrefusコースから始めた方が、本人の理解度と授業内容が噛み合って続けやすかった、という声もあります。
クレファスが向いている家庭・向いていない家庭を入会前に見極める
ここまで料金や口コミを見てきましたが、結局のところ「クレファスが合うかどうか」は、何を求めているかで決まります。
向き不向きを整理してみます。
本格的なロボットプログラミングを求めるなら検討すべき理由
以下に当てはまる家庭は、クレファスを考える価値があります。
- 将来的にロボット大会に出場させたい
- 論理的思考力や問題解決能力を本格的に育てたい
- プレゼンテーション力も含めて総合的に学ばせたい
- 長期的に続けることを前提に考えている
- 週1回通う時間と送迎の負担を確保できる
クレファスは2003年から運営されている老舗で、カリキュラムの完成度が高いです。
年長から中学生まで、段階的に学べる仕組みが整っています。
また、世界大会への出場実績や、卒業生が内閣総理大臣賞を受賞した例など、成果を出している教室です。
こうした環境で学ばせたいなら、料金は高めでも納得できる範囲に入るでしょう。
費用対効果で後悔しないために確認しておくべき子どもの姿勢
一方、以下に当てはまる場合は、他の選択肢も検討した方がいいかもしれません。
- 子どもの興味が一時的なもので続くか不安
- 家でも教材を使って遊ばせたい
- 月謝を抑えたい、または月2回の授業で十分
- 長期休暇中も授業がある教室を希望している
- 送迎の負担が大きすぎる
クレファスは週1回、月4回の授業が基本です。これを続けられるかどうかは、家庭のスケジュールと送迎の負担に大きく左右されます。
また、子どもの興味が続くかどうかも重要です。体験授業だけで判断せず、少なくとも2〜3ヶ月は様子を見てから長期契約を考える方が安全です。
クレファスには「プレスクール」という制度があります。長期休暇中に4回の授業を受けられるお試しプランで、正式入会前に子どもとの相性を確認できます。
プレスクールを経て入会すると、入会金が免除される特典もあります。いきなり入会するより、こうした制度を使って見極める方が後悔しにくいです。
クレファスに通った家庭の声をまとめました
ネット上の掲示板やSNS、ママ友コミュニティなどで見かけるクレファスの口コミから、料金面や継続に関する代表的な声を集めました。
これから検討する方の参考になればと思い、異なる立場からの体験をまとめています。
思ってたより料金がかかって、途中で見直した
最初、体験教室の雰囲気が良くて即決しちゃったんですよね。
で、入会金と月謝、教材費とか全部含めると結構な金額になった。月々の出費としてはそこまで高くないように見えても、年間で計算したら「これ、他の習い事2つ分じゃん」って。
子どもは楽しそうに通ってたから悩んだんですけど、正直うちの家計では厳しくて。
兄弟で通わせたかったけど、結局上の子だけにして、下の子は別の安いプログラミング教室にしました。やめたわけじゃないけど、家計との兼ね合いって本当に大事だなって実感した。
公式サイトに書いてある金額だけ見て判断しないほうがいいかも。
私の場合、料金より通いやすさで失敗した
私の場合、料金は想定内だったんですけど、教室の場所で失敗しました。
最寄りの教室が車で30分くらいのところで、送迎が思ってたより負担になって。週1回とはいえ、雨の日とか下の子連れての送迎が本当にしんどかった。
料金の口コミばっかり調べてたけど、通いやすさのほうが重要だったなって後から気づいて。
子どもは気に入ってたし内容も良かったと思うんですが、半年くらいで私が限界になっちゃって。今はオンラインのプログラミング教室に変えました。
いや、クレファス自体は良かったんですよ。ただ、うちには合わなかったっていうか…。
料金は高いけど、続けてみて分かったこともある
正直、高いなとは思った。
他の習い事と比べても、プログラミング系って全体的に料金高めですよね。最初は「これ、本当に価値あるのかな」って半信半疑でした。
でも子どもが作品を持って帰ってきたり、家でも自分でレゴ組み立てて「これプログラミングで動かしたい」とか言い出すようになって。
あと教室の雰囲気が、詰め込み型じゃなくて考えさせる感じなのが良かったみたい。うちの子、集中力ないタイプなんですけど、クレファスの日だけは集中してる。
料金に見合ってるかは、たぶん家庭によるんだと思います。うちは続けてますけど、合う合わないはあるだろうなって。
よくある質問
- クレファスの月謝は他のロボット教室と比べて本当に高いのですか?
-
月謝だけ見ると高めですが、月4回授業なので1回あたりの単価で計算すると他教室より安くなります。年間総額では高めですが、授業の質や回数を考慮すると妥当な範囲と言えます。
- 教材を家に持ち帰れないのはなぜですか?
-
教材の紛失や破損を防ぐため、また次の授業で使うロボットの状態を保つために教室保管としています。家で触れないのは残念ですが、授業中は集中して取り組める環境が整っています。
- 長期休暇中も月謝は発生しますか?
-
はい、長期休暇中も月謝は発生しますが、その期間は授業がありません。これは講師の休暇や教室運営上の都合によるものです。事前に年間スケジュールを確認しておくことをおすすめします。
- 無料体験だけで入会を決めても大丈夫でしょうか?
-
体験授業は参考になりますが、子どもの興味が続くかどうかは数ヶ月通ってみないとわかりません。クレファスにはプレスクールという4回のお試しプランがあるので、それを利用して判断する方が安全です。
- 小3に進級する時に教材費が追加でかかると聞きましたが本当ですか?
-
本当です。小3以降のCrefusコースに進むと、教材がレゴエデュケーションSPIKEプライムに変わるため、約58,520円の教材費が追加で必要になります。進級時の費用として事前に把握しておくことがカギです。
まとめ:クレファスの口コミと料金、結局どう判断すればいいのか

クレファスの料金は、初期費用も含めて決して安くはありません。
年長から小2のKicksコースで年間約19万円、小3以降のCrefusコースなら年間約27万円。
これを「高い」と感じるか「妥当」と感じるかは、何を期待しているかで変わります。
料金の中身を見ると、教材費の大半は市販価格と同等のレゴエデュケーションシリーズの実費です。
月4回の授業回数で割れば、1回あたりの単価は他教室より安い。
ただし、週1回通う負担と、教材を家に持ち帰れない点は事前に理解しておく必要があります。
口コミを見ていると、「通わせてよかった」という家庭は、論理的思考力や問題解決能力を育てたいという明確な目的を持っていました。
逆に、「合わなかった」という家庭は、教材の持ち帰り不可や長期休暇中の授業なしといった運営方針が期待と合わなかったケースが多いです。
クレファスは、ロボット大会への出場や検定合格といった成果を目指す本格的な環境を提供しています。そこに価値を感じるなら、料金は納得できる範囲に入るでしょう。
一方、「楽しくロボットを作れればいい」という方針なら、他の選択肢の方が合うかもしれません。
まずは無料体験や、長期休暇中のプレスクールを利用して、子どもとの相性を確かめてみてください。
入会してから「こんなはずじゃなかった」となるより、事前に確認しておく方が、後悔は少ないはずです。

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