絵本棚の前で音源付き教材のパッケージを眺めている時間が、なんとなく長くなっていませんか。
おうち英語でかけ流しを始めたい気持ちはあるのに、どの絵本教材を選べばいいのか決められない。そんな状態、珍しくないです。
音声CDが付いた絵本、音声ペン対応のセット、デジタル音源のみのシリーズ。
選択肢が多すぎて、結局何も買わずに帰ってくる。そういう日が続いている人もいるはずです。
この記事では、年齢・発達段階ごとに「どのタイプの絵本音源が向いているか」を整理しました。全部を網羅するのではなく、続けやすさと効果のバランスを優先して書いています。

おうち英語のかけ流しに向く絵本教材の全体像を押さえておく
かけ流し用の絵本教材を選ぶ前に、どんなタイプがあって、何が違うのかを大まかに把握しておくと迷いにくくなります。ここではかけ流しに適した教材の条件と、年齢で選び方がどう変わるかを見ていきます。
かけ流し用絵本教材が持つ3つの条件とは
かけ流しに向く絵本教材には、共通する特徴があります。逆に言えば、この条件を満たしていない絵本は毎日流し続けるのが難しくなります。
| 音源の有無 | 音質・声の演出 | 繰り返し聴ける長さ | |
|---|---|---|---|
| かけ流し向き | CD・音声ペン・アプリ等で音源あり | 複数の声優・効果音・BGM入り | 1冊3〜10分程度で短い |
| かけ流しに不向き | 音源なし・親が読む前提 | 単調な朗読のみ | 15分以上の長編 |
| 中間(工夫次第) | YouTube等で音源を探せる | 朗読のみだが声が良い | 10〜15分 |
1つ目は当然ですが音源が付いていることです。親が毎回読み聞かせるのではなく、音声を流すだけで完結する状態になっていないと、かけ流しは続きません。
2つ目は音質と演出です。おうち英語の初期は、ただ1人の人がページをめくって朗読しているものだと、なかなか食いついてくれないことが多いんです。複数の声優が登場人物を演じ分けている音源や、効果音までついているタイプの方が、子どもは聞き続けやすい傾向があります。
3つ目は長さです。1冊が3〜10分程度で終わるものが理想的です。長すぎると飽きるし、短すぎると毎回入れ替える手間が増えます。
年齢・発達段階で絵本のタイプが変わってくる
0歳から始めるのと、3歳から始めるのでは、適した絵本音源のタイプが違ってきます。発達段階で変わる理由は、音を聞き取る力と、ストーリーを理解する力が育つ速度が違うからです。
| 0〜2歳 | 3〜5歳 | 6歳以上 | |
|---|---|---|---|
| 音源の種類 | リズム・歌中心 | ストーリー+歌 | 長めの朗読・章立て |
| 絵本の長さ | 1冊2〜5分 | 1冊5〜10分 | 1冊10〜30分 |
| おすすめ形態 | ボードブック+CD | 音声ペン対応絵本 | デジタル音源+図書館本 |
乳児期は言葉の意味より、音のリズムや繰り返しに反応します。だからマザーグース系の短い歌が入ったCDブックが適しています。絵本自体も破れにくいボードブックが安心です。
幼児期になると、ストーリー性のある絵本を楽しめるようになります。ただし集中力はまだ10分が限界なので、短いお話を繰り返し聞ける音源が向いています。この時期は音声ペン対応の絵本が便利です。親が操作しなくても、子どもが自分でペンをタッチして音を出せるからです。
小学生以降は、チャプターブックと呼ばれる章立ての本を楽しめる段階に入ります。音源も10分を超える長めのものが聞けるようになります。この頃からは図書館で絵本を借りて、デジタル音源を別途購入する方法もコスト的に現実的になってきます。
音源の有無で選び方が大きく変わる理由
絵本を選ぶとき、最初に確認するのは音源が付いているかどうかです。これが付いていないと、かけ流しは親の読み聞かせ時間にしかできません。
音源付きの絵本教材は、大きく分けて3タイプあります。
CD付き、音声ペン対応、アプリ・ダウンロード型です。
それぞれにメリットと向き不向きがあります。
- CD付き
- 音声ペン対応
- アプリ・ダウンロード型
まずCD付きは昔ながらの形式ですが、プレイヤーが必要です。車の中や、CDデッキがある部屋でかけ流すには便利ですが、持ち運びには向きません。
音声ペン対応の絵本は、ペンでタッチするだけで音が出るので、子どもが自分で操作できます。ただしペン本体の購入が必要で、初期費用がやや高めになります。
アプリやダウンロード型は、スマホやタブレットで再生できるので持ち運びに便利です。ただし画面を見せずに音だけ流すという使い方が親の意識次第になるので、動画に流れやすいという注意点もあります。
正直、どれが絶対に良いとは言い切れません。
家庭の環境と、親がどのタイミングでかけ流したいかで変わってきます。
0〜2歳向けおうち英語かけ流し絵本、リズムと繰り返しで耳を育てる

乳児期のかけ流しは、英語の音に慣れることが目的です。意味を理解させようとするより、リズムや音の響きを楽しむ段階だと考えた方がうまくいきます。
音声CD付き絵本シリーズで始める赤ちゃん期のかけ流し
0歳から2歳の間は、音声CD付きの絵本シリーズが一番続けやすいです。理由は、親がCDをセットすればあとは自動で流れ続けるからです。
- CDを一度セット
- 自動でリピート再生
- 親の手間が最小限
- 赤ちゃんの生活リズムに合わせやすい
毎日の家事や育児で忙しい時期だからこそ、こうした仕組みが続けられる鍵になります。特に朝の着替えや食事の準備中にかけ流しておくと、自然に英語の音に触れる時間を確保できるでしょう。
マザーグース系CDブックが乳児期に最適な理由
マザーグースは英語圏の伝統的な童謡集です。短い歌が何十曲も入っていて、どれも1分前後で終わります。リズムが単純で、繰り返しが多い構造になっているので、赤ちゃんの耳にも残りやすいんです。
CDブックとして販売されているものは、絵本とCDがセットになっています。絵本を見せながら聞かせることもできるし、CDだけを流し続けることもできます。朝の着替えの時間、離乳食の準備中、お昼寝前のひとときに流しておくだけで、自然に英語の音に触れさせられます。
ちなみに、マザーグース系の音源は複数の歌手が歌っているものを選んだ方がいいです。同じ人の声だけだと単調になりがちです。
ボードブック+音源セットで触っても破れない工夫
乳児期の絵本は、子どもが触ったり舐めたりすることが前提です。だから紙が厚いボードブックタイプが安心です。音源付きのボードブック絵本なら、破れる心配をせずに子どもの手元に置いておけます。
音源はCDでもいいですし、最近はQRコードで音声データにアクセスできるタイプも増えています。スマホで再生できるので、外出先でも使えて便利です。
単語・短文リピート型絵本で言葉のリズムをつかむ
マザーグースと並行して使いたいのが、単語や短いフレーズを繰り返す絵本です。
このタイプは1ページに1単語または1文だけが載っていて、同じパターンで進んでいく構造になっています。
例えば「Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?」のような絵本です。
「〇〇, 〇〇, What do you see? I see a 〇〇 looking at me.」というフレーズが繰り返されます。
音源を流していると、子どもは自然にこのリズムを覚えます。
- 同じパターンの反復
- リズムで覚える
- 暗唱の土台になる
- 無理に促さない
リピート型の絵本は、暗唱音読の土台にもなります。
最初は音源を聞いているだけですが、そのうち子どもが一緒に声を出し始めることがあります。
無理に促さなくても、繰り返し聞いていれば自然に口が動くようになるんです。
親が読めなくても音源だけで完結する絵本の選び方
親の英語力に自信がない場合、音源だけで完結する絵本を選ぶことが続けるコツです。
CDやアプリの音声をかけ流しておけば、親が発音を気にする必要がありません。
選ぶときのポイントは、音源の声が複数人いることと、効果音やBGMが入っていることです。
単調な朗読だけの音源だと、子どもが飽きやすいです。
- 複数の声で収録
- 効果音やBGM入り
- 歌とチャンツ両対応
- 自然な会話調の朗読
こうした要素が揃っていると、子どもは遊びの延長として聞いてくれます。音源が歌とチャンツ(リズム読み)の両方に対応しているものが理想的です。
歌だけだとメロディに頼りすぎて、チャンツだけだと単調になりがち。
両方入っていると、飽きずに聞き続けられます。
3〜5歳向けおうち英語かけ流し絵本、ストーリーとフォニックスを両立する
幼児期に入ると、ストーリーのある絵本を楽しめるようになります。同時に、この時期はフォニックス(音と文字の対応関係)を身につけ始めるタイミングでもあります。かけ流し用の絵本も、この2つのバランスを取ったものが向いています。
音声ペン対応絵本でかけ流しと指差しを同時に進める
3歳以降は、音声ペン対応の絵本がすごく使いやすくなります。音声ペンは、絵本の特定の場所にペン先をタッチすると音声が流れる仕組みです。
子どもが自分で操作できるので、親がいない時間でも英語に触れさせられます。
音声ペン対応の絵本は、ページ全体にタッチポイントが埋め込まれています。単語をタッチすればその単語の音が出るし、文章をタッチすれば文全体が流れます。
絵の部分にタッチすると効果音が出るものもあり、子どもの好奇心を刺激してくれるんです。
- 単語タッチで音が出る
- 文章全体も再生可能
- 絵から効果音も
- 子どもが自分で操作
- かけ流しと能動学習
こうした多様な音の出し方が、遊びの要素を保ちながら学習効果を高めます。
ただ聞くだけでなく、触って確かめる体験が記憶の定着を促すわけです。
ペン本体の購入が必要なので初期費用は数千円かかりますが、対応絵本を複数冊そろえれば長く使えます。
かけ流しだけでなく、子どもが自分でページをめくりながら音を確認する「能動的な学習」にもつながります。
韻を踏んだストーリー絵本が暗唱音読につながる
英語圏の絵本には、韻(ライム)を踏んだ文章で書かれているものが多いです。例えば「cat」と「hat」、「dog」と「log」のように、文末の音が揃っているパターンです。
この韻のリズムが、暗唱音読のしやすさに直結します。
- 文末の音を揃える
- リズムに乗せる
- 音のパターンを覚える
- 意味より先に音
- 繰り返しかけ流す
韻を踏んだ絵本を繰り返しかけ流していると、子どもは音のパターンを体で覚えます。
意味を完全に理解していなくても、リズムに乗って文章を口にできるようになるんです。
音として先に体に入った英語は、後から意味が結びつきやすく、定着も早い傾向があります。
CTP・ORTなどリーダーズ絵本のかけ流し活用法
CTP Learn to ReadシリーズやOxford Reading Tree(ORT)は、リーダーズ絵本と呼ばれるカテゴリの教材です。レベル別に細かく分かれていて、段階的に難易度が上がる設計になっています。
CTPはCD付きで、歌バージョンと朗読バージョンが両方入っています。歌は耳に残りやすいので、かけ流しに向いています。ORTはイギリス英語の音源が多く、ストーリー性が高いのが特徴です。
リーダーズ絵本のかけ流し方は、まず同じレベルの絵本を5〜10冊用意します。それを1週間単位でローテーションしながら毎日流し続けます。同じ音源を何度も聞くことで、子どもは自然に文章を覚えていきます。
ちなみに、リーダーズ絵本はレベルが上がるにつれて文章量が増えます。最初のレベルは1ページに1文だけですが、中級レベルになると1ページに3〜4文になります。子どもの反応を見ながら、レベルを上げるタイミングを調整してください。
絵本の内容を親子の会話に取り入れる習慣
かけ流しだけで終わらせず、絵本の内容を日常会話に取り入れると定着率が上がります。例えばCTPの「Safety Counts」を聞いていたなら、外出時に「Look both ways before crossing」と声をかけてみる、といった具合です。
親が完璧な英語を話せなくても大丈夫です。絵本に出てきたフレーズを1つだけ拾って、場面に応じて使ってみるだけでいいんです。子どもは「あ、この言葉、絵本で聞いた」と気づきます。それが音と意味をつなげるきっかけになります。
フォニックス絵本を日常のBGMとして流し続ける
フォニックスは、アルファベットの音と文字の関係を学ぶ学習法です。
フォニックスを扱った絵本の音源は、歌やチャンツが中心なので、BGMとしてかけ流しやすい構造になっています。
フォニックス絵本は、例えば「A says /a/, /a/, apple」「B says /b/, /b/, ball」といった具合に、アルファベットの音を繰り返します。
これを毎日流しておくと、子どもはアルファベットの音を自然に覚えます。
- 朝の支度中に流す
- 夕食の準備中に流す
- 親子で「ながら」時間
- 集中させなくてOK
かけ流しに適した時間帯は、親も子どもも別の作業をしている時間帯です。無理に聞かせようとしなくても、耳に届いているだけで十分効果があります。
6歳以上のおうち英語かけ流し絵本、多読と読解力を支える音源選び

小学生に入ると、絵本からチャプターブックへの移行が始まります。かけ流しの目的も「音に慣れる」から「物語を楽しむ」に変わってきます。
チャプターブック音源で長時間かけ流しを実現する
チャプターブックは、章立てになっている児童書のことです。1冊が50ページから200ページ程度あり、音源も30分以上になります。
長めのかけ流しが可能になる点が、絵本との大きな違いです。
例えば「Magic Tree House」シリーズや「Junie B. Jones」シリーズは、音源付きで販売されています。1冊あたり1時間程度の朗読音源が入っているので、朝から夕方まで流し続けることもできます。
- 音源1時間以上
- 章立て構成
- 絵多め本から
- レベル合わせ必須
こうした特徴を押さえておくと、書店やオンラインでの選書がスムーズになります。
子どもが内容を理解できるレベルの本を選ぶことが何より大事です。
背伸びして難しい本を選ぶと、かけ流しても意味が分からず飽きてしまいます。
まずは絵が多めで文章が短いチャプターブックから始めるのがおすすめです。
図書館とデジタル音源を組み合わせてコストを抑える
チャプターブックは1冊の価格が絵本より高めです。音源付きだとさらに高くなります。だから図書館を使いこなす方法が現実的です。
図書館で本を借りて、音源だけをAudibleやScribd等のサブスクリプションサービスで購入するという組み合わせが便利です。Audibleは月額1,190円から使えて、500冊以上の児童書音源が聴き放題です。図書館の本とAudibleの音源を同時に使えば、コストを抑えながら多読とかけ流しを両立できます。
ちなみに、図書館で洋書を扱っている館は限られています。住んでいる地域の図書館に洋書コーナーがない場合は、近隣の市区町村の図書館も調べてみてください。相互利用制度で借りられることもあります。
子どもの興味に合わせた絵本シリーズで継続率が上がる
6歳以降は、子ども自身の興味がはっきりしてきます。恐竜が好きな子、ファンタジーが好きな子、科学が好きな子。それぞれ興味が違います。
かけ流しを続けるコツは、子どもが興味を持つテーマの本を選ぶことです。親が「これは良い教材だ」と思っても、子どもが興味を示さなければ続きません。逆に、少し易しめの本でも子どもが好きなテーマなら、繰り返し聞いてくれます。
例えば恐竜が好きな子なら「Dinosaurs Before Dark」(Magic Tree Houseシリーズの1冊)から始めるのが自然です。動物が好きな子なら「Charlotte’s Web」の音源を流してみる。子どもの反応を見ながら、シリーズを広げていく形が理想的です。
目的別おうち英語かけ流し絵本教材、英検対策・発音強化・多読の3軸で整理する
かけ流しの目的は家庭ごとに違います。英検を見据えている家庭、ネイティブ発音を重視する家庭、とにかく多読の習慣を作りたい家庭。それぞれに適した絵本音源のタイプがあります。
英検Jr.〜英検5級を見据えたかけ流し絵本リスト
英検Jr.や英検5級を目指す場合、単語とフレーズの反復が多い絵本を選ぶと効率的です。試験に出る単語は日常生活の基本語彙がほとんどなので、身の回りのものを題材にした絵本が向いています。
- 日常生活の単語が多く出てくる
- 短いフレーズの繰り返しがある
- 音源がゆっくりめ
- CD付きで何度も聞ける
例えばCTP Learn to ReadシリーズのLevel 1〜2は、日常生活の動作や物の名前が繰り返し出てきます。音源も複数のバージョンがあるので、飽きずに聞けます。
英検Jr.の対策なら、まず「色・数・動物・家族」などの基本単語が入った絵本から始めます。英検5級を視野に入れるなら、簡単な動詞のフレーズ(I go to school. / She likes apples.)が出てくる絵本を選びます。
正直、英検対策だけを目的にすると、かけ流しが単調になりがちです。楽しめる絵本と、試験対策寄りの絵本を半々くらいで混ぜた方が、長続きします。
ネイティブ発音を耳に定着させる音源付き絵本の選び方
発音の良さを重視するなら、音源の質にこだわる必要があります。具体的には、ネイティブスピーカーが複数人登場する音源を選ぶことです。
- ネイティブスピーカーによる朗読
- 複数の声優が登場人物を演じ分けている
- 効果音やBGMで臨場感がある
- スピードが自然
単調な朗読だけの音源より、演劇のように複数の声で演じられている音源の方が、発音のバリエーションを聞き取れます。子どもは無意識に音の違いを認識するので、多様な発音に触れさせることが大事です。
発音を重視する場合、アメリカ英語かイギリス英語かも選択のポイントになります。どちらが良いというわけではなく、家庭の方針次第です。ただし、途中で混ぜるより、最初はどちらかに統一した方が子どもは混乱しにくいです。
ちなみに、発音の良さを求めすぎて、教材選びに時間をかけすぎるのは本末転倒です。ある程度の質が保証されている音源なら、細かい違いを気にするより、とにかく毎日かけ流す方が効果は出ます。
多読習慣を作るために毎日流せる絵本音源の確保法
多読を目指すなら、かけ流しの音源を大量に用意が必要です。同じ絵本を繰り返すのも大事ですが、多読の段階では「次々と新しい本に触れる」ことも重要です。
毎日流せる音源を確保する方法は、大きく分けて3つあります。
1つ目は、図書館とAudibleの組み合わせです。これは先ほど触れた通りです。Audibleの児童書は500冊以上あるので、飽きることはほとんどありません。
2つ目は、YouTubeの朗読動画を音声だけで流す方法です。「read aloud」で検索すると、絵本の朗読動画がたくさん出てきます。画面を見せずに音声だけ流せば、かけ流しとして使えます。ただし広告が入るのと、次の動画に自動で飛んでしまう点が難点です。
3つ目は、中古のCD付き絵本をまとめ買いする方法です。メルカリやヤフオクで、CTP・ORT・Scholastic等のシリーズがセット売りされています。新品の半額以下で手に入ることが多いので、初期費用を抑えたい家庭に向いています。
多読習慣を作るには、毎日1〜2時間のかけ流しが推奨されています。音源のストックが少ないと、同じものを何度も流すことになり、親も子どもも飽きてしまいます。だからストックは多めに持っておいた方が続けやすいです。
おうち英語のかけ流しで絵本教材を使った人の声をまとめました
ネット上で「かけ流しに何を使えばいいか迷った」という声をよく見かけます。
実際に始めてみた人たちがどんな絵本を選んで、どう感じたのか、掲示板やSNSで見かけた代表的な声をまとめました。
音源付き絵本を選んだけど、結局CDばかりになった
最初は音源付きの絵本セットを5冊くらい買ったんです。ORT(Oxford Reading Tree)とか、よく名前が挙がるやつ。
絵本そのものは見せようと思って買ったんだけど、実際にかけ流しで使ったのはCDのほうばかり。子どもが0歳だったから、絵を見せるタイミングがなかなかなくて。
で、気づいたらCDを朝の支度中とか、夕飯作ってる間にずっと流す感じになってました。
そのうち子どもが歩き出して、絵本自体をめくるようになったんだけど、そうなると今度は「読んで」って持ってくるようになって。音源と絵本を一致させるのが意外と難しかった。
正直、音源だけのほうが使い勝手よかったかもって、今でも思う。
私の場合、YouTubeの読み聞かせ動画に落ち着いた
私の場合は、最初から市販の絵本にこだわりすぎないようにしてました。
というのも、上の子のときに絵本を何冊も買ったんだけど、結局開かないまま終わった経験があって。なんていうか、モノが増えるのが嫌だったんですよね。
今回は下の子が2歳くらいのときに、YouTubeで英語の読み聞かせ動画を探して、気に入ったものを何度もかけ流すようにした。
「Brown Bear, Brown Bear」とか「The Very Hungry Caterpillar」とか、定番どころの動画をリピート再生。子どもが画面に釘付けになるわけじゃないけど、BGM的に流してる感じ。
途中、ちゃんとした教材じゃないとダメなのかなって不安になったこともあったけど、結局続けられるかどうかのほうが大事だったかなと。今も続いてるし、まあこれでいいのかも。
Audibleの英語絵本を試したけど、ちょっと合わなかった
Audibleで英語の絵本が聴けるって知って、サブスクならコスパいいかもと思って試してみた。
最初の1ヶ月は無料だったんで、子どもが3歳になったタイミングで数冊ダウンロードして。たしか「Peppa Pig」とか「Pete the Cat」とかそのへん。
ただ、うちの子にはナレーションのテンポが合わなかったみたいで、すぐ飽きちゃって。あと、これは完全に私の問題なんだけど、アプリの操作が地味に面倒で。
リピート再生の設定とか、次の話に移るタイミングとか、毎回ちょっとしたストレスがあって、結局1ヶ月でやめちゃった。CDとかのほうが、機械に入れたら勝手に流れるから楽だったなって。
合う合わないって、やっぱりあるんだなと思いました。
よくある質問
- かけ流しは1日何時間くらいが目安ですか?
-
おうち英語では1日1〜2時間が推奨されています。朝の支度、食事中、夕方の遊び時間など、生活の中で「ながら」で流せる時間を合計すると、意外と1時間は確保できます。無理に集中させる必要はありません。
- 音源付き絵本とYouTubeの動画、どちらがおすすめですか?
-
かけ流しの目的なら音源付き絵本の方が適しています。YouTubeは映像があるので子どもが画面に釘付けになりやすく、純粋な「聞く力」を育てにくいからです。ただし、YouTubeの朗読動画を音声だけで流すなら問題ありません。
- 親が英語を話せなくても、かけ流しだけで効果はありますか?
-
かけ流しだけでも十分効果はあります。ただし、絵本の内容を親子で話す時間を少しでも持てると、定着率が上がります。日本語で「この絵本、何が出てきた?」と聞くだけでもいいです。内容を確認する習慣があると、子どもは音を意味とつなげやすくなります。
- 同じ絵本を何度も聞かせるのと、色々な絵本を聞かせるのはどちらがいいですか?
-
初期は同じ絵本を繰り返す方がうまくいきます。音のパターンが定着しやすいからです。ある程度慣れてきたら、新しい絵本を増やしていく形がバランスが良いです。目安としては、1冊を1週間〜2週間繰り返してから次に移るペースです。
- 図書館で借りた絵本に音源がない場合、どうすればいいですか?
-
絵本のタイトルで検索すると、AudibleやYouTubeに音源が見つかることがあります。見つからない場合は、音源付きの絵本に切り替えた方が効率的です。親が読むのもいいですが、毎日のかけ流しとなると負担が大きくなります。
まとめ:おうち英語のかけ流し絵本は、年齢より「子どもの反応」で選ぶ

この記事では年齢別に絵本音源を整理してきましたが、結局のところ、子どもが実際に聞いてくれるかどうかがすべてです。
どんなに評判の良い教材でも、子どもが興味を示さなければ続きません。
かけ流しを始めるとき、最初の1ヶ月は試行錯誤の期間だと思ってください。
いくつか音源を試して、子どもが繰り返し聞きたがるものを見極める。それが見つかったら、そのタイプの絵本を増やしていく。
そういう進め方が一番自然です。
完璧な教材を探して動けなくなるより、まず1冊買ってみる。図書館で借りてみる。
その一歩が、おうち英語のかけ流しを続ける鍵になります。

コメント